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 トレッキー宣言
エンタープライズ発進せよ!
エンタープライズ発進せよ!
斉藤 伯好,ダイアン・ケアリー

僕がプチ・トレッキーだって話、ここでしたっけ?

そうです、僕はトレッキーです・・プチね、プチ。
知らない人よりは知ってるけど、マニアって程じゃないって感じ。
今回はそのSTAR TREKの話。

久々にTSUTAYAに行ったら、
『スター・トレック エンタープライズ』が入荷してて、
早速Vo.1を借りて見たんですが・・・やっぱ最高でした。

この『スター・トレック エンタープライズ』は、
1960年代に放送されたシリーズ第一作目『宇宙大作戦』だと100年前、
ジェネレーションズから200年前の話になってます。
ま、殆どの人が意味分からないだろうから・・読まなくていいです(笑

ホントSTAR TREKシリーズは物語が抜群に面白い!
何故か初めて会う宇宙人なのに言葉が通じちゃったり、
ブロンド美人の宇宙人と恋に落ちたりと・・・、
めちゃくちゃに感じることもありますが、
そこはトレッキーには全然問題無い部分でありまして、
登場人物の人間臭さ(異星人もなんだけど)や、
ロジカルなストーリーにめちゃくちゃハマります。

エンタープライズシリーズの設定は、
人類が宇宙航海に旅立って間もない頃ということもあり、
異星人との出会いの戸惑いを描くことが多いようです。
オリジナル版より船内がローテクになっていたり、
船員役の役者の顔が妙に古臭いのも面白いです。

今回、特にお気に入りなのは、
バルカン人科学士官トゥポル(副司令官)役のJOLENE BLALOCKです。
かわいい・・・。

宇宙平和を祈り続ける私にはバイブルとなる作品、
それが「スター・トレック」シリーズなのです。

| 01:53 | MONOGATARI | comments(0) | trackbacks(0) |
 絵本の話
ピーターラビットのおはなし
ピーターラビットのおはなし
ビアトリクス・ポター,Beatrix Potter

絵本の話というタイトルを付けておいて、
いきなり映画の話でなんなんですが、
Beatrix Potterの話が映画化されたそうです。
主演はRenee Zellwegerだって。

確かに世に広く知られたポターの人生は、
Renee Zellwegerにピッタリなのかもしれませんが、
いかにもアメリカ的な容姿のRenee Zellwegerは僕はちょっと不満かな。
でも「誰なら満足?」とか訊かれても答えられませんが…。

ピーター・ラビットは日本で大人気、
今回の映画化で現地は観光客の受け入れ態勢を整えているそうな。
僕は訳者である、いしいももこさんの功績が大きいと思うんだけど。

そうそう、家の近くで行われる座談会に、
酒井駒子さんが来るというので慌てて電話したんだけど、
一般人のおっさんがひとりで行くっておかしいかな?
多分、あんまりいないよね、絵本好きの40男って。

本屋さんの絵本コーナーで大人の男の人って一度も見たこと無い。
(子供連れのお父さんは除く)
そういえば『友達と絵本の話で盛り上がった』ってこと一度も無いなぁ。
アニメとか漫画好きなら沢山いるけど、
絵本が好きな男っていないよね、仕事に関係ある人は別として。
とはいえ、マニアでも特別詳しいわけでもないけど。

でもまぁ『移動陶芸教室』なんて、絵本好きのやる仕事かもね。

| 04:23 | MONOGATARI | comments(0) | trackbacks(0) |
 私は人間だ。およそ人間に関わることで私に無縁な事は一つもない・・・
村田エフェンディ滞土録
村田エフェンディ滞土録
梨木 香歩

以前このblogで紹介した梨木香歩さんの『家守綺譚』の中で、
綿貫の友人村田のほんの少しだけ語られていた、
土耳古(トルコ)滞在記となる作品です。

『家守綺譚』と同じ時代、それも友人の話。
しかし、この物語に流れている空気は、
『家守綺譚』のそれとは、密接に繋がっていながらも、
全く異質なものでした。

物語の大半の舞台が外国だからというだけでなく、
主人公である村田が、物語を読み進めるうち、
綿貫とはまるで違う性格や風貌をしていると連想されることが、
その理由のような気がしました。

100年前、大志を抱いた日本の若者が、
遥か西の地で宗教や主義を超えた友情を育む。
ラストの悲しみとは裏腹に、読み終えた後、
なんとも清々しい気持で一杯になります。
人は、いつの時代も、
何処の国で生まれた人間であっても、
こうであって欲しいと願うばかりです。

僕は生まれてこのかた外国旅行をしたことがありません。
若かりし頃、同年代の人々が皆外国旅行をすることに、
心底嫌悪を感じ、悪態をついていた時期がありました。
今思うと、完全なる僻みだったことは明白なのですが、
当時は自分の心を手懐けることなどできない若者でしたので、
もっとものような屁理屈を並べ立て、
身近な友人を傷つけてしまったことも多々あった気がします。

最近の話ですが、自分の姓名判断で、
「生まれた場所を離れ、海外で成功する」などといわれ苦笑しました。
やはり占いにて自分が「外国に対する憧れが強く」とうたわれていたときは、
『否!そんなことは絶対に無い』と頭を振り否定しましたが、
よくよく冷静に考えてみれば、
毎日、外国の音楽を夢現つに聴いている自分を思い返し、
苦笑し、納得せざるをえません。

いつか僕も外国を旅するのだろうか?
そのときには、村田と同じように、
梨木香歩さんがそうであったように、
愛すべき友人と出会えるのだろうか?

けれど、僕は憧れで行動する人間では無い!それは断じて有り得ない!

いつか自然に、
そう、ふと気がついたらいつのまにか其処にいて、
その誰かと、笑顔で時間を共有しているのだと、
夢現つに想うのでありました。

| 00:11 | MONOGATARI | comments(4) | trackbacks(0) |
 こどもたち
こうちゃん
こうちゃん
須賀 敦子 酒井駒子

僕はなぜこどもたちが好きなのだろう?
それはたぶん、かれらが孤独だからだろう。

無邪気で天真爛漫にみえるけれど、
どこか悲しい。それが子供たち。

わけのわからないまま野に放たれ、
すがりつくものを探し泣く顔。
世界というものに戸惑った顔。
全てのものを花に変えてしまうような笑顔。

どんな天才が作った音楽も、
どんな巨匠が描いた絵画も、
どんな文豪が書いた物語も、
かれらの顔の足下にも及びはしない。
その素晴らしさ以上のものに、
僕はいままで出会ったことはない。

この本を読んで、改めてそんなことを思った。
そして、いままで出会ったこどもたちの顔を思い出していくうちに、
胸につかえたつまらない埃のようなものが、
肺の裏のあたりから吹いてくる風に軽く吹き飛ばされたみたいだった。

| 23:02 | MONOGATARI | comments(2) | trackbacks(0) |
 ミッフィー
うさこちゃんとうみ
うさこちゃんとうみ
Dick Bruna, 石井 桃子, ディック ブルーナ

暑いですね。ま、夏だからね。
海とかプールとか行きたいね。行かないけど。

でも冬よりは夏がいい。
開放的な気分になるし、服装も身軽でいいし、
女性の服装も軽い感じでいい・・うん、イイ・・。

そんな夏、子供の頃に読んだ絵本といえば、
このブルーナの『うさこちゃんとうみ』です。
訳は石井桃子さんです。

やっぱミッフィーはいい。とてもイイ。

| 09:54 | MONOGATARI | comments(9) | trackbacks(0) |
 Angel of Music
オペラ座の怪人 通常版
オペラ座の怪人 通常版

The Phantom of the Opera is there 〜♪
映画を観ながら思わず唄っちゃったけど、
あんまり面白くなかった。オペラ座の怪人。
・・・なんでですかね?
でも、幾度となく映画化・舞台化されるのは、
とってもよくできたストーリーのおかげだと思いました。

17世紀のパリ、オペラ座に潜む謎の怪人。
彼は姿こそ醜いが、オペラのスコアを書き上げる程の才能に溢れ、
親を亡くした孤独な少女の先生・音楽の天使(Angel of Music)となり、
やがて彼女をオペラ座のプリマに育て上げる。
しかし、その醜い姿と残酷な生い立ちのため日の光を恐れ、
陰となって恋した少女の若い婚約者に嫉妬し狂気する。

いや、こじつけっぽいんですけど、
僕も人にものを教える職業の端っこにぶら下がっているので、
なんとな〜く「才能」とか「教育」について考えさせられました。

人にものを教える才能は、
なんて言うか「天から授かったもの」なんですよね。
だから私欲の為に使っちゃいけないと僕は常々思っているわけです。
どこまでも謙虚に、自分は単なる語り部なのだという気持ちで。
う〜ん偉そうだな、言葉にするのがとっても難しい・・。

知り合いのお花を教えている方が、
「僕はなるべく中性的な感じで生徒さんと接するようにしている」
と言っていた事があるんですが、そんな感じです。

全然関係ないけど、
陶芸なんていうと生徒さんのほとんどが女性なわけです。
始めたばかりの頃はよく言われました「先生!贔屓している!」って。
いや、ホント!マジで「若いとか、美しいとか、そうでないとか、
俺はどーでもいいんだよ!」って叫び出したいときが何度もありました(笑)
・・・・仕事ですから。
かといって、ちょっとやさしく教えたりすると、
恋人の話とかご主人の話されて変に拒絶されるのもヘコみます(笑)
ま、最近は全く言われなくなりましたけど。

でも仮に僕が才能を(あるかどうかは別として)、
私欲のために使ったとしたら、それは自らの破滅を呼ぶ行為なのです。
嘘か本当かわからない話でも「先生」と名乗る人間の言葉は、
異様な力を持っていますからね。怖いです(笑)
高校生の頃、好きだった女の子(双子座)が虫嫌いで、
それ以来、僕も虫が苦手になっちゃって、
まぁ人を好きになるってのは・・・あれ?
どっかで聞いた台詞だな・・・?
つーか、全く関係ない話だ。ま、いいや。
だから僕は先生じゃなくて、やはり天使を目指しているわけです。
妖怪じゃないよ?天使だよ「An Angel」
母音だからAじゃなくてAnね(どーでもいいって!)
・・・っていうか何の話だっけ?

そうそう思い出した。
教育者は才能を人のために使うべし!

| 02:37 | MONOGATARI | comments(5) | trackbacks(0) |
 ダンス☆マンズ・マンス
ダンス・ダンス・ダンス〈上〉
ダンス・ダンス・ダンス〈上〉
村上 春樹

「あなたの話には村上春樹の小説に出てくるミュージシャンが頻繁にでてくる」と彼女は言った。
「村上春樹…読んだこと一度も無い。おすすめとかある?」と僕は答えた。
彼女と僕とは(彼女の言葉を使って説明すると)「旧知で未知の友人」。次の週、単行と文庫、合わせて5冊の本が届いた。
今年も半年が過ぎた。いくつかの仕事を淡々とこなし、数人の友人と出会い、いくらかの報酬を得、いくつかの辛酸をなめた。そんな中、僕は「死の季節」を感じ取れず冬眠し損ねた動物が、枯れた木の皮を貪り喰い尽くすかのように、映画や音楽に没頭していた。そうだ、二人の男女を憤慨させたこともあった。二人とも仕事で知り合った人間で友人ではない、それも十歳以上も年下だ。彼らは僕のことをただのベルボーイくらいにしか思っていなかった。まったく呆れてしまう。ただのベルボーイなら、屋号を入れた名刺なぞ持ち歩く筈が無い。そんな人々に呆れながらも知らぬ間に僕の心は傷つき、仕事は足踏み状態。事態は一向に進展しない、周りの景色は変わる気配すらない。
村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』。確かベストセラーになった本だ。詳しいことは何も知らないが、僕のような類いの人間が、読んで楽しいと感じる小説ではないことだけはハッキリしている。だがしかし、僕は今これを読まなければいけないのだ。何らかの意味があるように感じていることは確かなのだ。

読み始めてすぐ頭を抱えてしまった。なんと、この小説は「羊をめぐる冒険」という作品の続編なのだ。「やれやれ」と僕は声に出して呟いた「やれやれ、さて、どうしたものか」
しかし、僕はこの話を読まなければいけないのだ、それだけは確かなのだ。やがて僕は明らかに気が抜けグラスに残ったジンジャー・エールを飲み干すかのように「ダンス・ダンス・ダンス」というベストセラー小説を再び読み始めた。
確かに彼女の言った通り僕の好きなミュージシャンの名前が頻繁に出てくる小説だった。
ビーチ・ボーイズ、プリテンダーズ、トム・ペティ、ボブ・ディラン…etc.
「オーケー完璧だ」僕はまた口に出して深く頷いた。そうなのだ、主人公は完璧なのだ。完璧なバランスのアンバランスな人間だ。金に困っていない、女にもセックスにも困らない、別れた女房は好都合に自分から男を作って消えている。都心にアパートを借りフリーランスの物書きで、食材は紀伊国屋で買う、そして自分で作る。完璧だ。大人の好むお伽噺には最適のキャラクターだ。うんざりだ。だが読んでいて止まらない。「あぁこれがベストセラーというものか」と僕は思った。

読み進めてゆくと今までとはまた違った感慨が僕の心中に浮かんできた。まるでみぞおちのあたりを抉るような感覚。この話は何かが恐ろしく現実的なのだ。Realistic.
それはぬいぐるみのように可愛い子猫を抱き上げた時に感じる肋骨のような感覚だ。一見現実離れしているが、実は全体が気味が悪くなる程、現実的で生々しい。僕の好きな物語りとは明らかに違う。僕の好きな話は「こうだったら良かった」という話で、この話は「こういうものだ」という物語りなのだ。しかし、僕は今「こういうものだ」という物語りを読まなければいけない時期なのかもしれない。そう、どこかでこの話は確実に現実と繋がっているのだ。


うわ〜〜〜疲れた。阿呆だ!俺はバカだ〜〜。全く何をやってんだか。

村上春樹ってマジではじめて読んだんだけど、真似したくなるね(笑)
此処を読んでいる人で春樹ファンがいたらごめんなさい!許してね?
もうちょっとお酒の名前とかミュージシャンの名前とか入ると、
それっぽくなったかな?
でも、もしこういうこと書くのが著作権法違反だったらどうしよう!
その時は「芸術的には合作」とでも言いましょうかね?(笑)

| 23:19 | MONOGATARI | comments(7) | trackbacks(0) |
 人々のエレメント
裏庭
裏庭
梨木 香歩

最近ネットで大流行りの成分解析 on WEBをやってみました。

まず本名から。
石上 均の52%はかわいさで出来ています
石上 均の38%は心の壁で出来ています
石上 均の6%は成功の鍵で出来ています
石上 均の4%は言葉で出来ています
・・・うぷぷっ。

ではH.Nではどうでしょう。
ひとりで仙人の94%は根性で出来ています
ひとりで仙人の6%はマイナスイオンで出来ています
・・・『マイナス思考』の間違いじゃない?(笑)

ここを訪れてくださる方々は、もう食傷気味かもしれませんが、
今回も取り憑かれたように梨木香歩さんの本のお話です。

『裏庭』
とても稚拙な表現で恥ずかしいのですが、
・・・もの凄いお話でした。

『西の魔女が死んだ』の記事で、
「僕は女の子と友達になれる男」と書きましたが、
これは言い換えると「友達までの男」で、
「いい人」=「どうでもいい人」ということです。
でも、そんな人間だからこそ見えるもの、
それがこの物語りで描かれていた『裏庭』なのかもしれません。

戦前、戦後、そして現在、
丘の上にあるバーンズ屋敷の不思議な裏庭は、
人々の憶いを育み、いくつもの物語りを創り出す場所。
孤独な少女、照美は「Who are you?」という鏡の声に導かれ、
恐ろしくて過酷な『裏庭』の旅に出ることになります。

読んでいて本当に辛く感じる旅です。
気の弱い人は途中で読むことを辞めてしまうかもしれません。
僕のような鈍感な人間でも辛かったのですから、
皆さんはもっと辛いことでしょう。
(とか言って、一気に読んじゃったけど・・)
でも、照美が何故こんな辛い旅をしなければならなかったのか。
それは最後まで照美と一緒に旅をしなければ謎は解けません。
辛くても、是非最後まで、照美と一緒に旅を続けて下さい。

梨木香歩さんの書く文章は、
翻訳本を読んでいるような錯覚に陥ります。
日本と英国の文化を深く理解していないと、
このような文章は書ける筈がありません。

『裏庭』(バック・ヤード)という言葉に隠された謎。
その謎が解ける頃、
僕は今まで出会った様々な人達のエレメントを思い出し、
深い感動を覚えることで、
この辛い旅を終わらせることが出来たような気がしました。

| 02:15 | MONOGATARI | comments(13) | trackbacks(0) |
 西の魔女が死んだ
西の魔女が死んだ
西の魔女が死んだ

僕ぐらいの歳になると否応無しに、
「自分はどんな人間か」を知ることになります。
個性/アイディンティティーといった、
言葉の範疇に収まらないものまで、少しずつですが、
『自分』というものが見えてきます。

グループに属するのが嫌い。可愛いものが好き。八方美人。
音楽が好き。ステレオタイプなものの見方に嫌悪する。
痛みや逆境に強い。手先が器用で機械や道具が好き。エトセトラ…。
ふとしたことで、
思い込みではない、逃れられないものが、
自分に備わっていることに気付くものです。

子供の頃から僕は女の子と友達になれる男でした。
それは多分、他の同世代の男子に比べて、
所謂『男の子っぽくない男』だったからかもしれません。

中学3年の頃、すぐ後ろの席にいた子と、
僕は『本』を通じて友達になりました。
太宰や山本有三を読んでは彼女に貸し、
お互いに「どう感じたか」意見を交換したものです。
『西の魔女が死んだ』
この本を読んで、僕はその子を思い出しました。

彼女は転校生だったからでしょうか、
雰囲気「明るい」とはお世辞にも言えない、
無口で飾りっけの全くない人でした。
教室でも孤立していましたが、
けしてそれが嫌だということでもなく、
堂々とした空気が漂っていました。

卒業後、街で偶然出会ったときに、
「小さな交響楽団に入りたい」と言っていましたが、
その後は同級生の誰に訊いても、
「高校時代に転校した」という以外、
彼女の消息を知るものはいませんでした。

あの人は『西の魔女は死んだ』を読んだろうか?
まだ読んでいなかったら、是非読んでもらいたい。
そしてお互いにどう思ったか、語り合いたい。

さて本題(笑)
読んでから知ったことですが、
最近の小中生の女の子には有名な作品だそうで、
改めて自分が乙女なことを思い知らされました。
乙女心を持った人なら絶対泣ける(笑)
心に残る、とても爽やかな作品でした。

「生きる力」を身につけることが難しい現代。
僕は、いろいろな場所で孤独な少年少女に出会う度、
「強くなって欲しい、そして君たちにはその力がある」
そう思い、それをどうやって伝えるか悩むことがありますが、
梨木香歩さんも同じ気持なのだと思います。

そして、その彼女の気持が、
こんなに歳をとってしまった、
昔、少年だった人の心にも響きました。

| 05:58 | MONOGATARI | comments(4) | trackbacks(1) |
 家守綺譚
家守綺譚
家守綺譚
梨木 香歩

心に残る作品と出会えることは人生の醍醐味。
でも僕の場合、出会うために努力することはまずありません、
必ずと言っていいほど向こうからやってきてくれるからです。

この『家守綺譚』 には、
かわかみ味智子さんのblogモナカのナカミで出会いました。

まず装丁が良いです。
「是非、お読みなさいまし」と声をかけてくるよう。
表紙に描かれている植物は千両ですね、
以前は絵付けの題材に使っていました。

この本の存在を知ってから買えるまで、
ちょっとばかり時間がかかってしまいましたが、
その分、恋心も募っていたものだから、
昨日買って(時間なかったんだけど)あっというまに、
もう半分読んでしまいました。

各章の題がまた良いです、
それだけで早く次が読みたくなります。
「サルスベリ」「白木蓮」「都わすれ」「木槿」
「ツリガネニンジン」「ドクダミ」「葛」「萩」
「ススキ」「南天」「ホトトギス」「ふきのとう」
「野菊」「セツブンソウ」「貝母」「サザンカ」
どれも遠い昔、日本の家の庭に咲いていた草花ばかり。
そして、僕が好きで描いていたものばかり。

お話も素敵なファンタジー。
出会うべくして会った作品と言うほかありません。

こんな素敵なお話を作る梨木香歩という人に、
今回、僕はとっても惹かれました。
この本を読み終わったら、
「西の魔女が死んだ」を読もうと思っています。

| 08:37 | MONOGATARI | comments(3) | trackbacks(1) |
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