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 能
乱


僕は小学校の頃、父の勧めで能を習っていました。
父の勧めって・・・無理矢理行かされてたんだけど。
ほとんどDVなんだけど。幼児虐待だったんだけど(父上すみません)。
そのときお世話になっていた本田光洋先生が能楽指導をした映画、
それがこの「乱」です。

不思議なものでこの「乱」には、
僕が実際会った事のある人が数人関係しています。
演出補佐の本多猪四郎監督、
鉄修理役の井川比佐志さん、そして本田先生。
あ、そうそう!ARBのライブの打ち上げで、
楓の方役の原田美枝子さんに会った事もあったな。
気が付いたら横にいてビックリしたな。可愛かったな。
そうだ!仲代達矢さんにも会ったことあったけ…忘れてた。
かっこ良かったな。うんうん。声がまた感動だったな。
ま、でも「会った」っていうか「見た」に近いけどね。
いや、今日はそんな話をするんじゃなかった。

国立能楽堂に行ってきました。
能を観るのも30年ぶりです。
子供の頃は能が嫌で嫌でしょうがありませんでしたからね。

しかし、今回は先生から直々に「久しぶりに能楽堂へいかがですか」と、
招待状に添えてお手紙まで頂いたものですから、
母親への親孝行も兼ねて勇気を振り絞って行ってきました。
だって、未だに本田先生の顔を見るとビビっちゃうんだもん。
てか母親と二人で出かけるのも30年ぶりだな。

能楽堂で当時の知り合いの方に、
「大きくなったっわね〜」「おとうさんにそっくりね」とか言われて、
とっても恥ずかしかった…わたしはもう43なんです・・・。

それでね、・・・・・とっても感動した。
能を観て初めて感動した。素晴らしかった。
自分が能を観て感動する日が来るなんて思ってもみなかった。

トラウマなのか、どうも演劇が長い間苦手で、
板の上で何かやるのもホント嫌で嫌でしょうがなかった。
でもライブやったりミュージカルが好きになったり、
バレエとかオペラとか演劇をテレビとかでみる度、
慣れたのか年を取ったせいかわからないけど、
少しは総合芸術の素晴らしさが理解できるようになったかな。

地謡ってナレーションなんだ!とか、
能はオペラだったんだ!とか、
今から600年以上も前に確立された音楽劇って凄いな!とか、
全く今更なんだけど感心しました。
僕がミュージカル映画好きなのも、もしかしたら能がルーツだったのかな。

今回、半蔀(はしとみ)望月(もちづき)という二曲目を観させて頂きましたが、
両方とも本当に素晴らしかった。
半蔀は文学性に優れたファンタジックな芸術作品、
望月は仇討ちもので鬼気迫るアクション巨編。

「美しい国」とか言っちゃう前に、
人間のつくり出してきた創造&想像力の深さというものを知って頂きたい。
とか今回もまた偉そうに…宣うて候。

| 00:38 | MONOGATARI | comments(7) | trackbacks(0) |
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| 00:38 | - | - | - |
怒涛の更新ぶりですね♪

能を習うって…スゴイですね〜。
北海道という、能とか狂言とか歌舞伎とか伝統芸能に関して 薄い地域に育ったのでそういうのスゴクいいなぁ〜。と思います。いや、思ふ候。
アートに触れた暮らしを 送って行きたいです。
| ゆきP | 2007/03/19 5:46 PM |
素敵だね、素敵だね!

大きくなったわね〜!
なんてますちゃんは言ってもらえませんからー!!
| ますちゃん | 2007/03/19 8:54 PM |
お能の稽古。お行儀にきびしそうです。
足踏み間違えるとたたかれるんですか。

| ちはりん | 2007/03/19 11:09 PM |
ゆきPさま

能なんて子供に何の役にも立たないものを習わす親って、
ある意味凄いよね。変人っていうかなんていうか。
アートか・・僕の暮らしはアートというよりアウトで候。

ますちゃん
今度言ってあげるよ、
「しばらく見ないうちに、ますちゃん大きくなった?」って。

ちはりんさま

そうです、叩かれました。
マジ厳しかったです。父も先生も。
もしかしたらそれほどでもなかったかもしれませんが、
当時とても泣き虫だった小学生の僕には、
とても恐ろしく感じる日々でした。
| ひとりで仙人 | 2007/03/20 1:51 AM |
子どもに受けようとしない姿勢が潔いなぁ。

ほめられました?(しつこい。)

| ちはりん | 2007/03/20 2:10 AM |
ちはりんさま

面と向かってほめられたことは一度もなかったと思います。
当時の僕が、ただ単に、のろまで泣き虫だったことに、
大人達は腹を立てていただけだと思います。
同時に愛されていたことも自覚していますが。

長い年月、何代にもわたり、
素晴らしいものを残して行くということは、
たいへんなことであり、尊いことだとは思いますが、
人の心に傷を残してまで…というのは本末転倒です。

しかし、そういったことを乗り越え、
人は人を許し、成長するからこそ、
次への一歩を踏み出せるのかもしれません。
今回、先生に頂いた招待状と手紙には、
そんな意味があったのだと、僕は思います。
| ひとりで仙人 | 2007/03/21 4:12 AM |
そうですか。子供には大人の存在は強大ですよね。
今の仙人さまは色んな物でできてるんですね。
| ちはりん | 2007/03/21 11:28 PM |







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