スポンサーサイト
2019.05.10 Friday
| | - | - | - |
Ah, but I was so much older then,
I'm younger than that now. |
YOYAKU(SHITAI DESU)なんじゃこりゃ?言葉のチョイスがヘン(笑
Moshi moshi Hotel Bakka desuka?
"BAKA AIRLINE"
MUZU KASHii
TE DE ARUKU NO WA
MUZU KASHii DESU
BEKI DESU
BEKI DEWA ALiMASEN
TONDE MIRU BEKI DESU!
TOBU BEKI DEWA ARIMASEN!
ARUKU BEKI DESU!
NAN DEMO
SHITTE IRU KAO
konnichi no
KEIZAi WA
ii DESU NE?
KEIZAi WA
JIGOKU ZATA DESU NE?
mainichi umare kawarimasu毎日生まれ変わるから言うことがコロコロ変わる、
WE ARE BORN AGAIN EVERYDAY.
こころ 萩原朔太郎
こころをばなににたとへん
こころはあぢさゐの花
ももいろに咲く日はあれど
うすむらさきの思ひ出ばかりはせんなくて。
こころはまた夕闇の園生のふきあげ
音なき音のあゆむひびきに
こころはひとつによりて悲しめども
かなしめどもあるかひなしや
ああこのこころをばなににたとへん。
こころは二人の旅びと
されど道づれのたえて物言ふことなければ
わがこころはいつもかくさびしきなり。
Cry, baby, cry,
Put your finger in your eye
And tell your mother it wasn't I.
なけなけ
なけなけ、赤ちゃん、
眼玉にお指をつっこみな。
そしてお母さんへ行ったらば、
あれはぼうやじゃないとおいい。
初戀
まだあげ初めし前髮の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり
やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の實に
人こひ初めしはじめなり
わがこゝろなきためいきの
その髮の毛にかゝるとき
たのしき戀の盃を
君が情に酌みしかな
林檎畑の樹の下に
おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと
問ひたまふこそうれしけれ
ぬすびと
青じろい骸骨星座のよあけがた
凍えた泥の乱反射をわたり
店さきにひとつ置かれた
提婆のかめをぬすんだもの
にはかにもその長く黒い脚をやめ
二つの耳に二つの手をあて
電線のオルゴールを聴く
サーカス
幾時代かがありまして
茶色い戦争ありました
幾時代かがありまして
冬は疾風吹きました
幾時代かがありまして
今夜此処での一と殷盛り
今夜此処での一と殷盛り
サーカス小屋は高い梁
そこに一つのブランコだ
見えるともないブランコだ
頭倒さに手を垂れて
汚れ木綿の屋蓋のもと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
それの近くの白い灯が
安値いリボンと息を吐き
観客様はみな鰯
咽喉が鳴ります牡蠣殻と
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
屋外は真ッ闇 闇の闇
夜は刧々と更けまする
落下傘奴のノスタルヂアと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
君死にたまふことなかれ
(旅順の攻囲軍にある弟宗七を歎きて)
ああ、弟よ、君を泣く、
君死にたまふことなかれ。
末に生れし君なれば
親のなさけは勝りしも、
親は刄をにぎらせて
人を殺せと教へしや、
人を殺して死ねよとて
廿四までを育てしや。
堺の街のあきびとの
老舗を誇るあるじにて、
親の名を継ぐ君なれば、
君死にたまふことなかれ。
旅順の城はほろぶとも、
ほろびずとても、何事ぞ、
君は知らじな、あきびとの
家の習ひに無きことを。
君死にたまふことなかれ。
すめらみことは、戦ひに
おほみづからは出でまさね、
互に人の血を流し、
獣の道に死ねよとは、
死ぬるを人の誉れとは、
おほみこころの深ければ、
もとより如何で思されん。
ああ、弟よ、戦ひに
君死にたまふことなかれ。
過ぎにし秋を父君に
おくれたまへる母君は、
歎きのなかに、いたましく、
我子を召され、家を守り、
安しと聞ける大御代も
母の白髪は増さりゆく。
暖簾のかげに伏して泣く
あえかに若き新妻を
君忘るるや、思へるや。
十月も添はで別れたる
少女ごころを思ひみよ。
この世ひとりの君ならで
ああまた誰を頼むべき。
君死にたまふことなかれ。