金曜日の砂糖ちゃん
酒井 駒子
本日は三鷹市芸術文化センターにて行われた、
ブラティスラヴァ世界絵本原画展座談会「絵本のひみつ」にて、
荒井良二氏と酒井駒子さんの話を聞いてまいりました。
三鷹市芸術文化センターは家から自転車で約5分。
定員先着80名という狭き門の中(笑、
こんな近くで、あの憧れの酒井駒子に会えるとは、なんて幸運!
一か月以上も前からドキドキしながら楽しみにしていました。
実物の酒井駒子さんは思っていた通りの人柄でした。
「よるくま」で校正時に絵を差し替えた話とか、
「ぼくおかあさんのこと」でのテレビの絵は元々液晶テレビだったとか、
学生時代は演劇をやっていたとか、いろいろと楽しい話が聞けました。
「最近心を揺さぶられたものは?」
「買い物帰りに手をつないで歩いているお母さんと女の子。
お母さんはちょっと疲れた感じで買い物袋を下げて歩いていて、
女の子は手をつないでいない方の手に透明のビニール袋を握りしめ、
その中のプラスチックケースに入ったお菓子を嬉しそうに眺めている。
そんな姿が印象的な出来事でした」
うんうん・・うんうん・・いいです。
『あわよくばサインを貰えるかも・・』と「こうちゃん」を持参しましたが、
あまりに恥ずかしくて言い出せませんでした。
・・・40過ぎて・・どうにかしないとな…この性格。
そして帰り道、三鷹駅前の三鷹市美術ギャラリーで行われている、
ブラティスラヴァ世界絵本原画展にて「金曜日の砂糖ちゃん」の原画を見て、
時代を超えて名を残す作家に会えたという気持を再確認しました。
・・・・・やっぱ勇気を出して、サイン貰っとくんだったなぁ。